オーストラリアへのワーキングホリデーで必要な事前準備をご紹介!
行く事は決めたけどその後の準備は何からしたらいいのか、不安だし、悩みますよね。
同時に、現地のことを調べたり、向こうでの生活を想像してみたり、その時間が楽しかったりします。
今回は私たちが実際に行った準備や、現地に行った後に「これをしておけばよかった」と思ったところをご紹介していきます。
前半では行くと決まったら準備すること、後半は出発の1ヶ月から2週間前くらいからの準備となっています。
ワーホリ準備 その① パスポートの作成
海外に訪問するときは必ずパスポート(一般旅券)が必要です。
パスポートを持っていない方は1番はじめにパスポートの申請手続きをしましょう。
パスポートなんて当たり前!と思うかもしれませんが、1番大事です。海外では自分の身分を証明するために使用したり、年齢確認の時に必要だったり、何かと持ち歩くことが多いものになってきます。
すでにパスポートをお持ちの方も、行く直前になって「期限切れ」に気づいたら青ざめますよね!
そうならないためにも、戻ってくる日まで有効であることを今一度確認しましょう!
その他にも、例えばご結婚をされた方で、名前を変更しなくてはいけない人も忘れずに記載事項変更の手続きを行いましょう。
上記に当てはまる方はお近くのパスポートセンターへ!
日本のパスポートには「5年」あるいは「10年」のものがあります。(18歳未満は5年のみ申請可能)
料金は以下の通りになっています。
10年・・・16,000円
5年・・・11,000円
記載事項変更・・・6,000円
申請には:戸籍謄本(抄本)、住民票の写し、身分証明証が必要なので忘れずに準備しましょう!
パスポートは申請からおおよそ1週間程度で発行されるので、忘れずに取りに行ってくださいね!
ワーホリ準備 その② ビザの申請
ワーキングホリデーとはその名の通り、申請した国で休暇中に働くことができるビザです。
ビザにも色々な種類はありますが、他国に長期滞在するにはパスポートと同じで必須の物になります。
はじめてワーキングホリデーに行く方がほとんどだと思うので、
その場合は、Working Holiday Visa (subclass 417)というビザを申請することになります。
ワーキングホリデービザを申請するための条件
- 18歳から30歳の方
- オーストラリア国外から申請
- 扶養する子供が同伴しない
- 費用は$510(オールストラリアドル)をクレジットカード払い
上記4つの条件を満たしている場合であれば基本的にはビザが発行されます。
https://immi.homeaffairs.gov.au/ ←申請のサイト
ビザ申請はオーストラリア政府が管理するサイトなため、全て英語ですが、一つ一つ丁寧に埋めていきましょう!
氏名・名前などはパスポートに記載されてるものと全く同じように記入してください!
記入事項に問題がなければ、ビザは意外とすぐに発行されます。
私たちは1日で承認 (Granted) のメールがきました!
ワーキングホリデービザを取得した後の決まり事もいくつかあります。
- 取得してから1年以内にオーストラリアに入国すること
- 滞在は入国日から12ヶ月まで
- 学校に通えるのは4ヶ月まで
- 同じ雇用主のもとで働けるのは最大6ヶ月まで
- 期間内のオーストラリアへ入出国は自由
ビザ承認のメールは大事に保管しましょう!
オーストラリアについてから携帯やネット環境が整うまでは紙媒体があると安心なので、私たちはメールに添付されているPDFを2部印刷しておきました。
ワーホリ準備 その③ 海外保険に加入
ワーキングホリデー中、日本であまり病院にかかったことのない人でも保険に加入することをおすすめします!
海外の医療費はどこも日本に比べると高いという印象がありますが、おおよそ5倍ほどになります。
初診料だけでも1万円を超えます!高いですよね!
オーストラリアは比較的人もフレンドリーで治安は良く、危険と言われている場所以外では事件に巻き込まれる可能性は低いですが、日本と比べるとやはり安全とは言えません。
せっかくの海外生活を楽しく安全に過ごすためにも、万が一のために保険は重要だと思っています!
保険には色々な種類がありますが、大まかに以下の分類に分けられます。
- 現地の保険に加入
- 日本のワーホリ保険に加入
- クレジットカードに付随する保険を利用する
私の場合、「OVHC」Overseas Visitor Health Careという現地の保険に加入しました。
OVHCはワーホリや他の就労ビザで短期的に海外へ渡航する人向けの医療保険となります。
オーストラリアでOVHCを扱っている保険会社はさまざまですが、私は Medibank のOVHCに加入しました。申請は日本からオンラインで可能で、クレジットカードで支払いを行いました。
現地のOVHCに加入することで加入するプランにもよりますが、ほとんど現地の方と同等な保険を得られます。
ただし、全て英語なので、料金は日本の保険よりもお得ですが、不安な方は日本のワーホリ保険に加入するのがが一番安心だと思います!
保険に関しては私たちも悩んだ点があったため、別途紹介しようと思います。
ワーホリ準備 その④ 航空券の予約
ビザ取得とパスポートが揃ったら、航空券も早めに予約しておきましょう!
私たちはカンタス航空の羽田からシドニーまでの直行便にしました。羽田から夜出発で直行便という条件に合っていたからです。
日本を夜に出発すると、フライト時間がおおよそ10時間のため、オーストラリアには翌日の朝につくことになります。
航空券に関しては個人の好みで良いと思いますが、どの航空会社も出発直前より早めに予約したほうが断然に安いです。
ANAやJALマイレージを貯めている方はポイント航空券を購入してもいいかもしれません。
とにかく費用を抑えたい、荷物は最小限で行くということであれば、LCC航空のシンガポール乗り換え便などが一番お得かと思います。
航空券を購入すると出発の実感が湧いてきますね!
私たちは予約した日の便が欠航となってしまいましたが、出発の1ヶ月前に連絡があり、次の日の同じ時間に振替があったため、とくに大きな変更もなく出発できました。
ワーホリ準備 その⑤ 渡航費用
ワーキングホリデーでは現地で仕事をし、現地の方と同じ給料を得ることができますが、オーストラリアに行く前と到着して仕事をゲットするまでの期間はある程度まとまった資金が必要です。
結論から言うとワーキングホリデーの場合はおおよそ100万円ほど用意しておくと安心だと思います。
2022年11月現在、シドニーでは比較的仕事はすぐ見つかります。収入を得るまでを1ヶ月とし、渡豪前と合わせて実際にかかった費用をお伝えします。
※妻は学生ビザのため、学校費用などが別途かかっています。
今回は語学学校を除いた費用をご紹介します。
内訳は以下の通りです。
円 | |||
ビザ申請 | 51,000 | ||
航空券 | 80,000 | ||
医療保険 (1ヶ月あたり) | 7,000 | ||
国外免許証 | 3,000 | ||
現地携帯代 | 4,000 | ||
Airbnb (一人あたり2週間の滞在費) | 75,000 | ||
交通費 | 20,000 | ||
食費 | 50,000 | ||
家賃(1ヶ月) | 160,000 | ||
ボンド (敷金) | 160,000 | ||
日用品 | 30,000 | ||
合計640,000 |
初めは何かと費用がかかりますが、食費や日用品は自炊やセール時を狙うなどの工夫をすればそれほど高いとは感じませんでした。
一番費用としてかかるのは「家賃」です。
多くの方はシェアハウスを利用していますが、私たちは夫婦で渡豪したため、シェアハウスは「カップル不可」など何かと制限が多く、住む場所を探すのに苦労しました。。
結果、現地の不動産を通して賃貸を借りることとなったため、家賃が少し高めになっています。
シェアハウスであればシドニーに関しては、おおよそ$180- $350/1週間となっているため、
1ヶ月で8万円ほどのところもあります。
賃貸に関しての詳しい情報はまた別途記事を書きたいと思います。
ワーホリ準備 その⑥ 海外送金
用意した資金を安全に、尚且つ手数料を安くするのに一番おすすめなのは、WISEを利用した送金です!
WISEは海外送金を目的としたオンライン口座を提供しているサービスです。
日本の銀行からWISE上の口座に入金すると色々な通貨を保管しておけるようになっています。
また、2021年から、WISEのデビットカードが導入され、このカードを使うことで海外に到着したそばからWISE上に保管してあるお金で支払いができるようになっています。
日本にいる間にWISEのアカウントを作成したほうが、オーストラリアから口座を作ろうとすると、住所の証明などに公共料金の利用証明や現地の銀行の口座明細書が必要だったりで、口座を作るのに時間がかかってしまいます。
日本でアカウントを作成するには、マイナンバーカードと顔写真付き証明書が必要です。
※マイナンバーカードは転出届を提出すると無効になるため、住所がわかる書類やマイナンバーカードがあるうちにアカウントを登録しておきましょう。
WISEの仕組みとしては、日本の銀行口座にあるお金をWISEの日本口座に送金し、WISEのオーストラリア口座から現地の銀行口座で受け取るという流れです。
なんだか難しいですよね。。
詳しくはまた別の記事で記載したいと思います!
他の方法としては、WISEよりも手数料が少し高いですが、楽天銀行をお持ちの方は、通常の大手銀行より海外送金手数料が安く済みます。
WISEがわかりにくくて楽天銀行をお持ちの方は楽天銀行の海外送金申請をしておきましょう。
後半へ!1ヶ月前から2週間前に準備すること➡︎
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