働く前に必要なタックスファイルナンバー(TFN)の申請方法を解説します!
単語さえわかってしまえば申請は非常に簡単です!
TFNとは?
TFNは「納税者番号」です。
オーストラリアでは、ワーキングホリデービザ、学生ビザ、その他の就労ビザで働く方は、
Tax File Number (TFN)を申請し、働く前に雇用主に提出しなくてはいけません。
TFNを取得することで、オーストラリアで得た収入に対して適切な税金が課せられます。
逆にいうとTFNを取得せずに働いた場合は収入に対して最大課税が行われ、自分の元に残るお金が少なくなってしまいます。
そのため、働く前に必ず申請しておきましょう!
また、一度取得したらこの番号が変わることはありません。
例えば一度日本に帰国して、3年後にもう一度就労に行くとなったら同じ番号となるので、帰国した後も保管しておいてください。
申請方法
まずはオーストラリア政府税務局のサイトにいきましょう。
Tax File Number- Australian Taxation Office
赤丸部分の「TFNの申請」をクリックしましょう。
次に赤矢印の「他国籍のパスポート保有者、移住者、短期滞在者の方」をクリックします。
このページでは、どのような方が申請できるかの説明が赤枠内に書いてあります。
- 他国籍のパスポート保有者、移住者、短期滞在者であること
- すでにオーストラリアに到着してること
- ビザが下記の中に含まれていること
– 移住者ビザ
– 就労ビザ
– 学生ビザ
– オーストラリアに無制限で滞在できる
ビザ(ニュージーランド国籍の方など)
申請は「無料」であり、オンラインで申請するには有効なパスポートと渡航書類がないとできませんと書かれています。
コピーの添付や送付はしなくても大丈夫です。
一読したら、緑のボックスを押してTFNの詳細入力画面に進みます。
TFNの申請は5項目に分かれており、自身の情報を入力していきます。
項目1 身分証明・個人情報
まず渡航書類の情報を入力します。
パスポート番号の入力に誤りがないことをダブルチェックしましょう。
次に個人の詳細を入力していきます。
大文字表記などパスポートに記載されたものと全く同じように入力しましょう!
項目2 TFN歴について
過去にTFNが申請したことがあるかどうかの質問に答えます。
初めてTFNを申請する場合はすべて「NO」になります。
一番下の「Centrelink」は政府の社会福祉機関であり、永住者のための質問になります。
項目3 住所
TFNはオーストラリアに到着した後の住所が必要です。
申請が終わり、承認されると登録した住所に番号の記載された書類が届きます。
28日以内となっていますが、おおよそ1−2週間で届くことが多いみたいです。
私はちょうど1週間で届きました!
項目4 連絡先
最後に自分の連絡先を入力します。
もう1人登録するというのは、政府から何らかの理由(言語の壁、年齢、障害)で連絡先を別の方にしたい場合に選択することができます。
上記を全て入力し、「Submit」のボタンを押すと申請完了となります。
登録した住所に封筒が送られてくるのを待ちましょう!
TFNが発行されたら働く準備は整いました。
英語が並んでいるとわかりずらく見えてしまいますが、1つ1つをみてみればそれほど難しい英語ではないはずです!
入力操作だけ間違えなければ申請できますので、働く前に確認してください!
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